実際に会うまでのドキドキ


それからは、待ち合わせの詳細や当日の予定などをやりとりしました。
さすがにポイントがなくなったので、3000円課金をしました。
あんなに可愛い子と出会える、まさか出会い系で本当に出会えるなんて。

しかし、当日までは何が起こるかわからない、あまり浮かれないようにするんだ俺。
とは言っても約束の日程まで残り3日、ワクワクとドキドキがとまりませんでした。
どんな服を着ていこうか、映画の後は何を食べに行こう、いい感じに酔ってきたところでホテルに誘おう。

ワクワクとドキドキと欲望剥き出しの感情が自分の中で、溢れ出し、早く当日になれ早く当日になれと思っていました。
授業なんてもちろん頭に入ってこないし、少しいい店に連れていこうと変なプライドも出てきて、授業中は店探しに没頭しました。
いい感じの店はブックマークして、5軒ほどブックマークしたところでその5軒でトーナメントを行い、実際に連れて行く店を決定しました。

ありさちゃんに会う時は、それなりの出費を覚悟していたので、友達に飲みに誘われても断りました。
今まで飲みの誘いを断ったことがなかったので、かなり心配はされました(笑)

しかし、口達者は私は出会い系をしてるなんてばればいように上手いこと、言葉巧みに誘いをかわしました。
さすがに3日以上、誘いは断るのは限界に近かったと思いますが。

ありさちゃんとのやり取りはというと、1日に2通ほどポイントがなくならない程度に、伝えたいことをなるべく1通に集約してメッセージを送りました。
これを送ったらこう返ってくるだろう、ならばこれも文に入れた方がいいか。
などと変な計算を行い、実際に会うまではこれ以上課金をしないようにしました。

そして遂に、約束の前日を迎えました。
ありさちゃんとの待ち合わせは13時。

先に行って、チケットを買って集合したら何気なくチケットを渡そう。
これで第一印象は問題ないだろう。
そんな計算をしつつ、当日に着るシャツにアイロンをかけ眠りにつきました。

そして迎えた当日、9時に起床し、シャワーを浴びて髪もしかっりセット完了。
12時には現地に向かってチケットを買う。
家を出発するまであと1時間。ウズウズして仕方ない。

そして遂に家を出発する時間を迎え、予定通り先に行ってチケットを購入。
あとはありさちゃんを待つだけ。
約束の時間まで残り15分。

ありさちゃんからのメッセージによると、当日の服装は黒のコートに黒のミニスカート。
この寒い時期にミニスカートなんて絶対にスケベだ。
また、上下を黒で合わせてくるなんてオシャレかつセクシーだ。
早く会いたい。

そして約束の3分前、それに当てはまる服装をした女の子が現れました。
あれだ、あれに違いない。
後ろ姿しか見えないが、スラッとした体型、サラサラのロングヘア―、このクソ寒いのにミニスカート。

自分の胸が高鳴る鼓動が聞こえました。
そしてそっと近づき、後ろから「ありさちゃんですか?」

そう声をかけると、その女の子はそっと私の方に振り向きました。